"モレキュール"の騎行

化学屋(ばけや)の "モレキュール" です。約40年ぶりに天文活動に復帰した「今・浦島太郎」の "モレキュール" が、現代のデジタル撮影技術の沼との格闘する様子を綴ったものです。

"モレキュール"の騎行 イメージ画像
"モレキュール"の騎行

更新情報

いやはや気づくと半年以上ブログを更新していなかった。仕事にかまけて、天文が疎かになっていた(否、これが人としてあるべき姿か?)。本来1年の振り返りを昨年末に書いておくべきところを、年度またぎになりそうな勢いだ。撮影関連記事:1)さて2023年最初のブログは、「
『忘れた頃の1年の振り返り(年度末にあたって)』の画像

さて8月26日 (土) は、鳴門市環境学習館主催の天体観測会の第2回目の日だ。そう、この天体観測会は1年に2回、8月下旬の連続した土曜日に開催されるのだ。そこで先週土曜日に引き続き、今週も出動したというわけだ。この会の主催はブログタイトルにあるように「鳴門市環境学習
『鳴門市環境学習館主催 天体観測会 第2回目 ~ 観望会の切り札 ~』の画像

8月19日の晩は鳴門市環境学習館主催の天体観察会だ。この会では毎年、鳴門市環境学習館の依頼で徳島天文研究会が望遠鏡を持ち込んで、一般市民の方に星をみてもらっている。研究会に入会して1年未満のモレキュールにとっては、この観察会への参加は初めてだ。ちなみに一般の
『鳴門市環境学習館主催 天体観察会 〜望遠鏡の力は偉大だ!〜』の画像

各種フィルターを使用した天体写真撮影では、フィルターが変わるとフォーカスが微妙にズレることがある。単なる連続撮影であっても、温度変化によってもフォーカスがズレることもある。この問題を解決してくれるのが、電動オートフォカサー(EAF: Electric Auto-Focuser)だ
『クラッチ・オートフォーカサー装着記』の画像

最近ひょんなことからR200SSのフォーカサーをこねくり回す機会があったので、皆さんと情報共有します。なお、メーカーの公式見解をまだ聞いていない段階での公開なので、メーカーさんから正式な回答が得られた場合や、皆さんからのご助言があれば、その都度、内容については
『フォーカサー解体新書:R200SS』の画像

先日、R200SSを伴って初めて遠征をしたのだけど、その時の写真は画面前面がコマ収差という酷い状態だった。遠征で鏡筒を運搬すると光軸がずれるのだなぁと思ったのだった。光軸調整が次の撮影までの宿題となっていた。金曜日の晩に光軸調整をして撮影に臨みたかったのだけど
『光軸調整 (5月27日) :  一歩前進』の画像

今回、徳島天文研究会の方の呼びかけがあって、徳島県の県南まで遠征に出かけた。遠征記と行きたいところだが、この記事では、人様に読んでもらう内容というより、今回の経験を次回の遠征に活かすための、本当の本当に個人的備忘録。読み物としてはいかがなものかと言う内容
『初めての本格遠征撮影:一人反省会』の画像

今週末も天気が悪い。ならば遠征準備に勤しもう。というわけで、新たなカメラ ZWO ASO294MM Pro を遠征で使えるように準備しよう。遠征時のセットアップは R200SS + Extender PH + ASI294MM Pro を予定している。ちなみに以下は、ASI294MM Pro の独白である。「吾輩は冷却 CM
『「ASI294MMProファーストライト」と「へなちょこマスク」』の画像

モレキュールは普段、北極星の見えないベランダが主観測地値なので、これまで極軸望遠鏡での極軸合わせを行ったことがない。ただ最近、遠征にお誘いがかかっており、遠征地では北極星を使った極軸合わせができる可能性がある。なので、来るべき遠征に備えて、極軸望遠鏡を使
『北極星の時角計算の覚書』の画像

今回はちょっと変わった実験(大人の自由研究)をやってみた。光学フィルターは今や天体撮影には必須のアイテムだよね。天体撮影にとても便利な光学フィルターについては、メーカーさんから波長-透過度のスペクトルが公開されている。このように透過度のデータは公開されてい
『手持ちの光学フィルターの透過率と吸光度を実測してみた』の画像

↑このページのトップヘ